ちょっと思いつきで本の紹介など。
昨日、研究会の帰りに 「最近本(専門書)読んでなくて・・・」 「そう、一人じゃ読まないから、月に1回読書会やってるんですよ〜」 なんて話をしながら、 「そんなワタシでも読んでる本」としてあがったのが なんと言ってもニキリンコさんの本。 というわけで、紹介してみたくなりました。
友達に自閉症スペクトラムのお子さんがいる、 お子さんに自閉症スペクトラムの同級生がいる、 自分の子供や配偶者やその他血縁が自閉症スペクトラムと分かった、 または最近話題の「自閉症」なるものを知ってみたい。
そんな方にお勧めすることの多いのが、ニキリンコさんの本です。 ノリが軽いので、疲れていようが余裕がなかろうが割と読めます。 この本は特に、非自閉の方と自閉の方との対話形式なので、 非自閉者にも分かりやすいのです。 また、自閉の方が2人対談に参加していらっしゃるのもマルです。 形や特徴の決まった「自閉症の人」というものがあるわけではなくて、 「そこにいる、生身の人が自閉症も持ってる」ことがわかります。
自閉症だー発達障害だー定型発達だーと言いますけれど、 一人一人は個性あふれる一人の人間。 私は、そこを絶対に忘れて欲しくないと思っています。
たとえば。
臨床心理士つーてもいろんな人がいて、 たとえば臨床心理士=ロテ職人さん、な人が 「ロテさんとのおつきあい」と同じノリで私に接してきたら 私はビビリまくって硬直して「あの、その」しか言えなくなるかも。 「臨床心理士」というくくりだけでは、人を判断することはできません。
でも、臨床心理士ってなんだっけ、ということを少しだけ知ってると 私と会う時にそんなに疑心暗鬼になって「考えてること全部ばれちゃうのかも」とか、実は的はずれだったりする無駄な心配して探り入れなくて良いかもでしょ。
同じように、自閉症つーてもいろんな人がいて、 ニキさんだけが自閉症じゃないし、 藤家寛子さんだけが自閉症じゃないし、 この本だけ、ニキさんたちだけ見て自閉症の全ては分からないし、 「自閉症」というくくりだけでは、人を判断することはできません。
でも自閉症ってなんだっけ、ということを少しだけ知ってると いざ自閉症の人と接する時に、そんなに疑心暗鬼になって「人間に興味ないかも」とか、実は的はずれだったりする無駄な心配して探り入れたり遠巻きにして眺めたり、しなくて良いかもでしょ。
ちょっと知ってて、だから最小限の誤解とできるだけの理解があって、 無駄な心配とかなるべくせずに済ませて、 一人一人にフィットする<お互いに>気持ちのいい関係が作れる。 それが、心のバリアフリーだと思ってます。
基本は、一人の人間ですもん。 それを忘れて、「この人は自閉だからこうに違いない!!!」みたいな 勘違いからくる押しつけとか、ビビリとか、逃げ腰とか、 そうなっちゃったらもったいない。
「この人ってこういう人」と理解しようとする時の手助けに、 自閉症っていう情報を、うまく使えるといいな。 そんな風に、思っています。 テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児
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